＞ 世界的なコーヒー豆不足の時代か？

国際コーヒー機関（ICO）に引きツ好きF.O.リヒトでも、2004-05年度の世界コーヒー豆生産高が消費量を300万袋（1袋＝60キロ）下回るとの見通しを明らかにした。

リヒトは先月、生産者が消費を上回るとの予測を示していたが、今年度の生産高予測を1億1790万袋から1億1500万袋に下方修正したことを受け、改めて不足の見通しを示したという。ベトナムとインドネシアの生産が当初見通しを下回る可能性が高まっているという。

04-05年度の需要は、当初予測の1億1400万袋から1億1800万袋に上方修正された。翌年度は予想されているブラジルでの収穫量落ち込みが、世界市場の供給に影響し、コーヒー豆不足がさらに深刻になる見通し。

ニューヨークの相場は数ヶ月前から高騰している。その他の理由は、ハリケーン、米国でのハワイ・コナのブレンド配合費を１０パーセント以上から、20パーセントに引き上げられ、一部の米国商社が買占め、ファウンド筋の目論み等々。

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